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"パパ育休"とってみたらどうだった?実際取得した社員にインタビューVol1
パパ・ママがともに仕事と育児を両立しやすくなるように2022年4月から「育児・介護休業法」が改正されるなど、今、注目が集まっている『パパ育休』。NiTRoにおいても、お子様が1歳になるまで育休を取得することができ、また、育児のために短時間勤務の制度や、お子様の育児や看護を目的として利用できるプール休暇(失効年次有給休暇積立制度)もあり、制度をうまく組み合わせて利用できます。近年、NiTRoでも育休を取得する男性社員が増えてきているものの、より一層の制度の認知向上を行っています。
そんな「パパ育休」、とってみたら実際はどうだったのか?取得したNiTRo社員に話を伺いました!!
育休取得前の経歴と現在の仕事を教えてください
育休前も今も、スポーツ中継やスタジオでカメラマンをしています。
最近では、ラグビーワールドカップの業務でフランスにも行ってきました!
パパ育休を取得しようと思ったきっかけは何ですか?
私は、2人目の子どもが生まれるときと、生まれてから4か月頃の2回に分けて合計2か月取得しました。
1人目の時は育休に対する考えが甘く、仕事終わりと休みの日にサポートをすればいいかなという考えで
お腹の大きな妻に体力的にも精神的にもかなりの負担を掛けてしまっていました。
その時、もし2人目が出来た時はなるべくサポートし、少しでも妻を休ませ負担を掛けないようにしたいと思い始めたのがきっかけです。
お互い実家が遠方のため、両親に頼ることが出来ない、助けるのは自分しかいないと考えたのも理由の一つです。
育休を取る際に不安はありましたか?
授乳以外の育児、家事は自分が担当しようと決めていたのですが、果たしてそれが全うできるのか不安はありましたね。
朝ごはんの準備から始まり、長女の公園遊び、洗濯、掃除、買い出し、夕飯の準備、寝かしつけ…
当時長女は保育園に通っていなかったので長女の相手もしながらの家事となり初日でクタクタになりましたが、こんなに子供の成長を身近で感じる機会がなかったので、とても貴重な時間でもありました。
またこれまで1日3食作ることはなかったので、毎日のメニューを決める大変さ、子供が料理を残した時の母親の気持ち、「美味しい!今日もご飯ありがとー!」と言いながら食べてくれた時の嬉しさなど、普段の妻の気持ちを身に染みて感じることもできました。勿論毎回美味しいご飯を作れるはずもなく「んーちょっと酸っぱいけど...美味しいっ!」と当時3歳の長女から気を遣われることもありました(笑)
毎日、家事育児をしてくれている妻に、果たして自分はしっかり感謝の気持ちを伝えているのか、子供から学び考えさせられるいい育休になりましたね。
育児は、正直仕事よりも大変だと感じる時もありましたが、こんなに愛おしい大変さは他にはありません!本当に貴重で大切で二度と経験できない家族との時間を過ごすことができました!
パパ育休を取得する際、上司や周りの皆さんの反応はどうでしたか?
会社には取得の半年前に伝えました。過去にパパ育休を取得した前例があったので、思ったよりもスムーズにOKを頂きシフトの配慮もしていただきました。
妻が臨月を迎えた時、3泊の出張業務があったのですが、上司にお願いし都内日帰りの仕事に変更してもらったんです。
先輩に育休取得の件を話した時も、「大丈夫!遠慮なく家族を第一に考えてね!」と言ってくれて、心置きなく育休を取ることができました!
育休中の大変だったエピソード、育休を取得してよかったことを教えてください
妻が退院し、やっと4人での生活が始まると思ったその夜に長女が熱を出し、妻と長男に風邪がうつらないように一週間の隔離生活が始まったんです。ご飯も風呂も遊ぶ時も完全に隔離し一週間を乗り切りました。もし自分が育休を取得していなければ...と思うとゾッとしましたね。退院してからも一週間は長男とは生活できず、長女が寝静まってからこっそり長男の部屋に行き、ぷにぷにしたほっぺたをつんつんして癒されていました!
復職後の働き方に変化はありましたか?子育てと仕事を両立させるために工夫していることがあれば教えてください
仕事が早く終われる日は残業はせず直ぐ帰宅するように心掛けています。お風呂に入れたり、ご飯をあげたり、遊んだり、寝かしつけたり夜も沢山やる事があり妻と分担していますね。
普段は出張も多く、子供たちや妻にも負担を掛けているので家族と一緒に過ごせる時間を少しでも増やしたいので、多少の残務は家に持ち帰り、子供たちが寝静まった後にするか、次の日少し早めに家を出て仕事をする様にしています。
また、大きな中継番組などがない日は積極的に希望を言って休みを取るようになりましたね。
土日の仕事も多く、家族との時間を十分に作れない時もあるので、確実に休める日を作り子供と遊ぶ時間の確保や妻の予定などを入れ、仕事とのバランスを取っています。
休日はどのように過ごしていますか?
子供と公園で走り回ってます。鬼ごっこしたり、かくれんぼしたり、シャボン玉したり。お昼になったらシートを敷いてご飯食べて、休む間もなく縄跳びして、ボール遊びしたり。家の近くの公園のリサーチをして、いくつ制覇出来るかが楽しみの一つです!
NiTRoで働くことを考えている方にメッセージをお願いします
私はトータルで約2か月の育休でしたが、カメラマンの先輩で1年間育休を取得している方もいます。私が育休を取得した10月中旬は1年を通してもかなり多忙な時期でしたが、上司のシフト調整、同僚の助けもあり育児に専念することができました。NiTRoには、年間を通して大型番組の業務がありますが、事前に会社に相談すれば長期休暇も取得可能です。上司にも気兼ねなく相談でき真摯に向き合ってくれるので、風通しもいい会社だと思います!
分割で育休を取得することで、育児の大変な時期を夫婦で乗り越え、仕事と家庭の両立を図っていることを赤裸々に話してくれた今回のインタビュー。パパが育休を取得することで、ママの負担が減ったり、何より家族との絆が深まることで、仕事とプライベート両面でのメリットが大きいことも伝わってきました。Vol2では、双子のお子様がいる社員の育児休暇体験談を語ってもらいます。(vol2に続く)